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2018.01.9

土地を売りたい!けど価格ってどうやって決めればいい?

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今所有している土地を売りたけど、価格はどれくらいになるのだろう…とお悩みのオーナー様は多いのではないでしょうか。土地の価格は周辺環境や景気動向によって変動するため、「◯◯坪なら◯◯万円」と一定ではありません。では土地の売り出し価格はどのように決められているのか詳しく説明していきます。

土地の公的な3つの標準価格

①公示地価

国土交通省が毎年1月1日時点の土地の価格を算定した価格で一般の土地取引の指標とされています。

②路線価

相続税や贈与税の課税のために、国税庁が毎年1月1日時点の土地を算定した価格です。

③固定資産税評価額

市区町村が土地や建物の固定資産について算定した価格です。固定資産税や不動産取得税などの基準となります。

これら3つの公的な標準価格により「土地の価値」はおおよそわかりますが、実際に売却活動で価格を決める際には次に説明する「実勢価格」が用いられます。

土地の売却価格は「実勢価格」を元に決められる

実勢価格とは、これまで実際に取引された多数の「制約事例」を元に算出される価格の事です。不動産の売却は、「売主様」の希望価格と「買主様」の希望価格が合致して初めて成立します。一般的に実勢価格は特殊な制約ケースは省かれます。例えば、売主様が、価格は低くなってもいいからとにかく早く売却したケースや、買主様がどのような土地でもいいから購入したいというケースが該当します。
実勢価格を算出するには、ご自身が所有している土地と近い条件の取引事例をたくさん集めることにより、おおよその価格が算出することができます。
地域によっては近しい条件の取引事例が少なく、実勢価格が算出することが難しい場合もあるかと思われます。そういった場合には、不動産会社による査定額を参考にするとよいでしょう。

実勢価格を調べられる「土地総合情報システム」

土地総合情報システムとは不動産の取引価格及び地価公示・都道府県地価調査に関する情報を検索・閲覧できる国土交通省のWEBサイトです。
国土交通省が不動産売買を行った方を対象にアンケートを実施し、その集計結果をデータベース化しています。土地所在地の住所、地図、航空写真などから検索することができます。

土地総合情報システムWEBサイトはこちら

実勢価格を把握できたら不動産会社に相談

実勢価格を把握できたら、不動産会社にも相談してみるのも有効な手段といえるでしょう。もちろん実勢価格を調べていなくても不動産会社に「無料査定」を依頼すれば実際に売却できるおおよその価格を算出してくれるので安心してください。
不動産会社には常に土地を買いたい「買主様」の情報が集まってきます。
そのため、条件があえばスピーディーに売却活動が進むことが多々有りますし、相場より高値で売却できるケースがあるので、積極的に情報収集を行っていきましょう。

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